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オフィス特集
2025.03.07

東京の10名向けオフィス特集!少人数でも快適で効率的なスペースの使い方

東京の10名向けオフィス特集!少人数でも快適で効率的なスペースの使い方

従業員数が10名程度の企業がオフィスを借りる場合、必要な面積はどの程度でしょうか。また、限られたスペースの有効活用や費用を抑えることを考えながらよいオフィスを作るためには、どのような点に注意して内装やレイアウトを整えればよいのでしょうか。本記事では、10名規模でオフィスを利用することを想定し、必要な面積の目安や小規模オフィスのレイアウトで気を付けたいポイントなどについて解説します。

10名向けオフィスの面積目安は?

10名向けのオフィス面積の目安を知るためには、従業員1人当たりに必要な面積を把握しておくことが大切です。

従業員1人当たりのオフィス面積は、労働安全衛生法に基づく事務所衛生基準規則にて定められています。

(気積)
第二条
「事業者は、労働者を常時就業させる室(以下「室」という。)の気積を、設備の占める容積及び床面から四メートルをこえる高さにある空間を除き、労働者一人について、十立方メートル以上としなければならない。」

参考サイト:e-GOV法令検索「事務所衛生基準規則」

10立方メートルは、坪数にして約1.4坪です。これは、法律で定められた最低限確保しなければならない面積のため、実際にはこれ以上の坪数を確保することが望ましいでしょう。

一方、オフィス家具メーカーが推奨する従業員1人当たりの面積は2~4坪です。これらのことから、オフィスを常時利用する人数が10名の企業に必要なオフィスの広さは、10.4坪から40坪程度が目安であることがわかります。

スタートアップでいえばシード期~アーリー期

従業員数10名規模は、スタートアップでいえばシード期からアーリー期にあたるころです。起業直前のシード期や、起業して間もないアーリー期のスタートアップは、いくら資金があっても足りない時期でもあります。オフィスにかかるコストはなるべく抑えたいスタートアップがほとんどでしょう。

しかし、働きやすい環境の構築は、生産性の向上にも欠かせない要素です。あまりに狭いオフィスでは、圧迫感や窮屈さを感じてしまい、業務に集中できない可能性があります。

従業員のためにも、費用面だけでなく「働きやすさ」にフォーカスしてオフィスをつくることが重要です。

10名用オフィスを作る上で注意すべきポイント

10名用オフィスを作る上で注意すべきポイント

では、具体的にどのようにしてオフィスづくりを進めていけばよいのでしょうか。ここからは、10名規模のオフィスをつくる上で注意したいポイントをご紹介します。

小規模なスペースを効率よく使えるような執務エリアのプランニング

実際に業務を行う執務エリアは、小規模オフィスのレイアウトにおいて重要なポイントです。限られたスペースを有効に活用し、効率の良い動線を意識してプランニングを行う必要があります。

特に注力したいのが、デスクのレイアウトです。デスクのレイアウトには対向型、並列型、背面型などさまざまなタイプがあります。レイアウト効率を考える場合には、一般的な事務業務などに用いられている対向型をおすすめします。レイアウト効率の良さに加え、チームの状況を把握しやすく、電源の確保や配線が容易などのメリットも得られます。

会議室・応接室を設置するかどうか

なるべくスペースを節約したい場合、会議室や応接室が必要かを検討します。どちらもオフィスには必要なスペースとされていますが、限られた面積で執務エリアを広く取りたい場合には、会議室と応接室を兼用にする、執務エリアの一角にミーティングスペースを設けるなどの方法で面積を節約できます。

休憩スペースを設置するかどうか

面積にゆとりがあれば、会議室や応接室とは別に休憩スペースの設置を検討できます。スペースにゆとりがない場合には、執務エリアの一角にパーティションなどを立ててミーティングスペース兼休憩スペースを設けるとよいでしょう。

仕切りがある半個室型の1人席の設置でも十分

十分な広さの休憩スペースをとることが難しい場合には、パーティションなどで仕切った半個室型の1人席を設置しておきましょう。パネル付きの1人用ソファなどもおすすめです。

10名規模のオフィスであれば、この形態でも休憩スペースとしての役割を十分に果たしてくれます。

スムーズな動線設計

10名規模のオフィスでは、無駄のないスムーズな動線設計が必要です。実際にどのようにして従業員が業務を行い、動くのかを想定しながら、移動距離が少なくなるように設計します。

動線を考える際には、通路幅についても勘案しましょう。執務エリアの基本の通路幅は1200~1600ミリです。

無駄のない最適な間仕切

動線設計とあわせて、面積や予算を加味した最適な間仕切りを計画します。限られたスペースに必要のない間仕切りを設置すると、圧迫感が生じる可能性が高いです。

必要最低限の間仕切りを設置するか、間仕切りではなくパーティションの設置にとどめて、空間を狭く感じさせないなど工夫しましょう。

照明設備

照明は、業務効率にも影響するといわれています。照明設備の位置を加味して、デスクや設備の位置を考えていくとよいでしょう。照明設備を把握せずにデスクや設備の位置を決定すると、デスクの手元が暗い、光の反射でパソコンの画面がみにくいなど、働きにくい環境になってしまいます。

配線計画も最小限

安全と景観のためにも、無駄のない配線計画は重要です。乱雑な配線では従業員が怪我をしてしまう可能性があるほか、火災のリスクも高まります。また、ごちゃごちゃとした配線は景観が悪く、業務中のストレスにもなりかねません。

配線の詳細な計画は工事業者が行うことが一般的です。ただし、コンセントがどこに必要か、いくつ用意すべきかなどは企業側で検討したい事項です。従業員に聞き取りを行い、具体的な配線計画を進めましょう。

収納スペースの確保

書類や備品を収納するためのスペースも最低限確保しておく必要があります。面積を有効活用するためには、高さのある収納を設置することでスペースの無駄をなくせます。

オフィス内のルールをきちんと決める

限られた面積の中で円滑に業務を行うためには、オフィス利用のためのルールを設定しておくことをおすすめします。これにより、トラブルの防止や業務効率の向上が期待できます。

ルールを決める上では、従業員の意見を反映するようにします。ルールを守りやすいよう、内容をシンプルにすることも大切です。

オフィス使用に関するルールとして、次のようなものが考えられます。

  • 共有スペースの利用方法
  • 備品や共有物品の使用方法
  • 清掃や整理整頓の間隔や方法、担当者の決め方
  • 照明のオン・オフの時間や担当者
  • 空調の設定温度 など

このようなルールを事前に決定しておくことで、それぞれが気持ちよくオフィスを利用できるようになるでしょう。

10名規模のオフィスであれば、セットアップオフィスもおすすめ

10名規模の賃貸オフィスでも、入居の際には敷金や内装工事費用が発生します。これまでにご紹介したポイントを考えながら、内装やレイアウトを決め、家具を用意して工事・搬入するなど、入居までにやらなければならないことも数多くあります。

特にシード期やアーリー期にあるスタートアップにとって、時間と資金はいくらあっても足りないものです。限られた人手で業務を行う中で、オフィスへの入居に関する業務も発生すれば、従業員にも大きな負担となってしまいます。

そこでおすすめしたいのが、一般的な賃貸オフィスよりも敷金が低く、内装工事の必要もないセットアップオフィスです。

セットアップオフィスとは、内装工事が完了しており、オフィス家具も揃えられた状態で借りられるオフィスのことです。多くのセットアップオフィスは、高いデザイン性と働きやすい環境を有しています。

手間をかけず、すぐにオフィスを利用したい企業さまは、ぜひセットアップオフィスをご検討ください。サンフロンティア不動産では、10名向けのオフィスも多数取り揃えております。

おすすめ物件のご紹介:10名向けの居抜き・セットアップオフィス一覧はこちら

まとめ|セットアップオフィス供給数が豊富なサンフロンティア不動産に是非ご相談ください

10名規模の企業がオフィスへの入居を考えるときには、検討すべきポイントが数多くあります。限られたスペースを効率的に活用するために必要なこととはいえ、毎日の業務に追われる中でオフィスについて検討・計画する作業は大きな負担を感じるでしょう。

サンフロンティア不動産では、豊富なセットアップオフィスをご用意。おしゃれで働きやすく、手間なくすぐに入居できるオフィスが揃っています。オフィスの移転を考えている企業さま、はじめてのオフィスで不安や疑問を抱いている企業さまは、お気軽にご相談ください。

菅野 勇人

記事監修者

菅野 勇人

宅地建物取引士

セットアップオフィスから一般的なオフィスまで、多種多様なオフィスビルの魅力や特徴を熟知したオフィス物件マニア。

スタートアップ企業の移転支援経験が多く、そこで得た知見を活かし、お客様の理想のオフィス探しを全力でサポートいたします。

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