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オフィス特集
2025.01.31

東京都のオフィス賃料相場一覧!スタートアップに人気のエリアを徹底比較

東京都のオフィス賃料相場一覧!スタートアップに人気のエリアを徹底比較

東京都と一口に言っても、エリアによって相場や特徴が異なります。その中でもスタートアップに人気のエリアはどこでしょうか。本記事では、港区、渋谷区、千代田区、中央区、新宿区に絞って、それぞれの地域特性や注目ポイント、坪単価を解説します。

スタートアップに人気の5エリア

東京都の中でもスタートアップに人気なのは、港区、渋谷区、千代田区、中央区、新宿区の5つのエリアです。

一般的に、スタートアップ企業では人や情報が集まりやすいエリアや、スタートアップやベンチャーの本拠地が多くあるエリア、ベンチャーキャピタルが多いエリアなどが人気です。

上記5つの区は、それぞれなぜ多くのスタートアップに選ばれているのでしょうか。その理由と坪単価・賃料相場について見ていきましょう。

一番人気は港区

港区は、業種を問わず多くのスタートアップがビジネスの拠点として選んでいるエリアです。

港区の地域特性

東京タワーを擁する港区には新橋や六本木、赤坂などビジネス街として発展しているエリアがいくつかあります。また、汐留・台場エリアにはテレビ局が多く集まるほか、高級住宅街の白金、高級マンションが連なる表参道・青山エリアも有することから、「東京の中でも成功者が集まるエリア」というイメージがあるのではないでしょうか。

港区の注目ポイント

港区は多くの企業やマスコミが集まるエリアであることから、ビジネスを発展させやすい地域といえます。また、有名企業が多いエリアに拠点を構えることは、自社のブランディングにもつながります。

これらに加えて、交通の便の良さもポイントです。都内のどこからでもアクセスしやすいため、従業員の通勤の負担を軽減できる可能性があります。

港区の坪単価・賃料相場

港区の坪単価は19,000円前後が相場です。30坪のオフィスの場合、賃料は57万円前後が相場となります。

ITスタートアップの聖地、渋谷区

ITスタートアップの聖地、渋谷区

渋谷区は、IT系のスタートアップが多く集まるエリアです。渋谷には1990年代後半から複数の有名IT企業が渋谷に本社を置いており、「ITの街」というイメージが根強くあります。

渋谷区の地域特性

前述の通り、渋谷区には1990年代後半から有名IT企業が本社を置くようになりました。そこからアメリカのシリコンバレーにちなんで、「ビット(渋い)バレー(谷)」と呼ばれるようになり、近年でも多くのIT系スタートアップが渋谷を拠点に事業を展開しています。

渋谷区の注目ポイント

「若者の街」としても知られる渋谷は、Google日本支社があることでも有名です。近年では渋谷駅周辺の再開発によって駅の利便性が向上したことはもちろん、スタートアップ集積地にしようとする動きが高まっており、スタートアップの成長を支援する各種プロジェクトも動いています。

これから起業を考えている方、すでに起業しており拡大したい事業、実現したい事業があるスタートアップにもメリットの多いエリアといえるでしょう。

渋谷区の坪単価・賃料相場

渋谷区の坪単価は23,000円前後が相場です。30坪のオフィスの場合、賃料は69万円前後が相場となります。

テック系企業が多い千代田区

近年の千代田区には、DX関連やフィンテック関連のスタートアップが本社を置いており、テック系企業が多いエリアとしても認知されています。

千代田区の地域特性

皇居や官公庁のある千代田区には、多くの大手企業がオフィスを構えています。霞が関や丸の内は特にオフィス街としても有名です。

神保町エリアには日本最大の古書店街が、お茶の水エリアには有名私立大学のキャンパスがいくつかあります。秋葉原エリアはサブカルチャーの中心地としても知られています。

企業だけでなく、各エリアの特徴を鑑みながら一般消費者との接点を持ち、事業を拡大していくこともできそうです。

千代田区の注目ポイント

近くに東京駅があり交通アクセスが良く、官公庁や大手企業が軒を連ねる千代田区は、行政をターゲットにした事業を展開したい、あるいは大手企業に信頼を得ながら事業を拡大したいスタートアップにおすすめです。

千代田区にオフィスを構えることはブランディングにつながるだけでなく、同じく千代田区に拠点を持つ大手企業・行政との協業や共創のチャンスも増えるでしょう。

千代田区の坪単価・賃料相場

千代田区の坪単価は21,000円前後が相場です。30坪のオフィスの場合、賃料は63万円前後が相場となります。

ヘルスケア系の企業が多い中央区

港区、千代田区と並び「都心3区」と呼ばれる中央区は、政治や経済の中心地として栄えてきた歴史があります。近年では、ヘルスケア系のスタートアップがオフィスを置くことが多く、新たな分野でも注目を集めるエリアです。

中央区の地域特性

都内各所だけでなく、ベッドタウンの埼玉や千葉・神奈川などへもアクセスのしやすい中央区は、多くの従業員を抱える企業にも有利なエリアといえます。これから事業拡大に伴い従業員の増加を見込んでいる企業にもおすすめです。

ビジネスにおいては、製造業や卸売業、金融証券、印刷関係などさまざまな業種の企業がオフィスを構えています。ヘルスケアに限らず、多様な業種に向けた事業を展開したいスタートアップにも有利なエリアです。

中央区の注目ポイント

中央区の注目ポイントとしては、面積が小さいこともあいまって、住宅が少なくオフィスや商業施設が多くを占めている点が挙げられます。BtoB事業を展開したいスタートアップは、多くの取引先を見つけられるかもしれません。

また、東京駅に隣接する日本橋、八重洲、京橋、銀座などは知名度も高く、街自体がブランド化されています。中央区にオフィスを構えることは、港区や千代田区と同様にブランディング効果が期待できます。

中央区の坪単価・賃料相場

中央区の坪単価は18,000円前後が相場です。30坪のオフィスの場合、賃料は54万円前後が相場となります。

新宿区

古くから宿場町として栄えてきた新宿は、日本屈指のオフィス街や繁華街を有するエリアです。新宿中村屋や紀伊国屋書店、三越・伊勢丹などの有名店、有名デパートも新宿区で生まれています。

新宿区の地域特性

新宿駅周辺は、東京都庁をはじめとする高層ビルが林立するエリアで、都内有数のオフィス街としても有名です。その一方で、歌舞伎町や新宿3丁目などの娯楽街もあり、さまざまなビジネスが展開されていることは新宿の大きな特徴といえるでしょう。

さらに四谷周辺エリアにはオフィス街と住宅街があり、仕事と生活の両面で利便性のよいエリアです。高田馬場・早稲田周辺には教育機関が多数存在しており、若者たちでにぎわう街でもあります。

新宿区の注目ポイント

なるべく費用を抑えながらオフィスを構えたいスタートアップは、新宿区ながら賃料が比較的安い四谷周辺エリアがおすすめです。

加えて、大学との共同研究や実証実験を行いたい企業は高田馬場・早稲田周辺をチェックしてみてもよいでしょう。このエリアには飲食店や商業施設も多くあるため、一般消費者向けの事業を展開したいスタートアップにも向いているといえます。

新宿区の坪単価・賃料相場

新宿区の坪単価は18,000円前後が相場です。30坪のオフィスの場合、賃料は54万円前後が相場となります。

おすすめ物件の紹介

ここで、サンフロンティア不動産が取り扱う、スタートアップにおすすめのオフィスをいくつか紹介します。参考になさってください。

まとめ|スタートアップのオフィス移転なら、是非サンフロンティア不動産にご相談ください

スタートアップ企業のオフィス選びでは、賃料だけでなく「自社の事業を伸ばすために必要な要素があるか」も重要なポイントとなります。

サンフロンティア不動産なら、「自社の事業と同様の事業を展開する大手企業やスタートアップ・ベンチャー企業とつながりたい」「スタートアップ支援が十分なエリアを探している」など、さまざまな要望にお応えするオフィスをご紹介可能です。

具体的にオフィスを構えたいエリアがある企業さまにも、賃料や内装デザイン、利便性などを加味した物件をご紹介できます。まずはお気軽にご相談ください。

参考サイト:オフィスマーケット|三鬼商事株式会社

菅野 勇人

記事監修者

菅野 勇人

宅地建物取引士

セットアップオフィスから一般的なオフィスまで、多種多様なオフィスビルの魅力や特徴を熟知したオフィス物件マニア。

スタートアップ企業の移転支援経験が多く、そこで得た知見を活かし、お客様の理想のオフィス探しを全力でサポートいたします。

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