渋谷区のオフィス賃料相場一覧!道玄坂・桜丘町などの人気エリアを徹底比較
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コロナが収束しオフィス回帰の流れの中、渋谷エリアに今一度注目が集まっています。特に、渋谷はIT企業やスタートアップに人気の街です。本記事では、渋谷をエリア別に分けて、地域性・ポイントを紹介しています。渋谷エリアにオフィス移転を考えている担当者は是非参考になさってください。
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スタートアップに人気の渋谷エリア
1990年代後半からIT企業に注目されてきた渋谷エリア。以来、若手IT企業家が渋谷を拠点としてきたこともあり、近年でも多くのIT系スタートアップが事業の拠点として選んでいるエリアでもあります。
ITスタートアップの聖地
渋谷を拠点に事業を展開するITスタートアップは枚挙にいとまがありません。
例えば、音声配信プラットフォームを提供する「株式会社Voicy」や、まなびのマーケット「ストアカ」を展開する「ストリートアカデミー株式会社」、クラウドファンディングの「株式会社CAMPFIRE」「株式会社マクアケ」も渋谷を拠点としています。
現在では大手企業に成長している「株式会社CyberZ」や「GMOメディア株式会社」、「株式会社ディー・エヌ・エー」も渋谷に本社を置いています。
今後も、将来有望なITスタートアップが渋谷を拠点に選ぶ可能性は高いでしょう。
ビジネス拠点としての立地の良さ
渋谷が多くの企業に選ばれている理由には、ビジネス拠点としての立地のよさも挙げられます。
渋谷駅は日本でも有数のターミナル駅であり、鉄道ではJR、東京メトロ、東急電鉄、京王電鉄が乗り入れています。そのほか、都営バスや東急バス、東急トランセ、富士エクスプレス、ハチ公バス、小田急バス、京王バス、京浜急行バスも発着しています。
東京都内だけでなく、空港や首都圏外へのアクセスも容易なことから、出張やビジネス拡大に、あるいは首都圏外からの通勤にも優位なエリアといえるでしょう。
渋谷区 エリア別の坪単価・賃料相場
渋谷区にオフィスを構える場合、毎月の賃料はどの程度かかるのでしょうか。渋谷区の坪単価はおおよそ23,000円で、30坪のオフィスを借りる場合、月々の賃料は約69万円が相場とされています。ここからは、渋谷区の中でもおすすめのエリアを一覧でご紹介していきます。
道玄坂エリア
SHIBUYA109を擁する道玄坂は、大型の商業施設が多く若者でにぎわう街というイメージが色濃くあります。ところが近年では、渋谷マークシティの登場により社会人にも人気のエリアに変貌を遂げてきました。
道玄坂エリアの地域性・ポイント
前述したオフィスゾーンのある渋谷マークシティに加え、2024年からは再開発によってオフィスビルとホテルの建設が進められています。新しいビルのオフィスは各フロア1,500平米を超える広さの高機能オフィスになる予定で、今後大手企業を中心に移転が進む可能性は高いでしょう。
今後の道玄坂エリアはさらにビジネスパーソンの姿が増え、より多くのスタートアップに注目される可能性があります。
渋谷三丁目エリア
渋谷三丁目は六本木通りと明治通りの間にあるエリアで、渋谷区の西側と比較して店舗よりもオフィスの需要が多いエリアです。
渋谷三丁目エリアの地域性・ポイント
渋谷三丁目はオフィスとともにコンビニも多く、ビジネスパーソンに利便性のよい地域といえます。渋谷の中でも比較的治安がよく、新南口周辺には大手企業の本社も多くあります。
外資系企業やIT企業も軒を連ねており、300坪クラスの大規模オフィスも少なくありません。
宮益坂エリア
渋谷駅の徒歩圏内にある宮益坂エリアは、中規模オフィスビルの多い落ち着いた雰囲気のエリアです。
宮益坂エリアの地域性・ポイント
渋谷では道玄坂と並び有名な坂の一つである宮益坂は、再開発工事によってゆとりある歩行空間と、賑わいと落ち着きを兼ね備えた街並みに変わっていく予定です。
飲食店を多く有するエリアでもあり、ビジネスパーソンにとって利便性の高いエリアであることから、今後も多くの企業に注目され発展していくでしょう。
桜丘エリア
渋谷駅の南側に展開する桜丘エリアは、再開発によって「Shibuya Sakura Stage」が完成したことで、交通の利便性が大幅に改善されました。
桜丘エリアの地域性・ポイント
桜丘エリアは従来、渋谷駅から歩道橋や国道246号線を越えてアクセスする必要がありました。これらの面が再開発で解消されたことにより一層魅力が増したことから、今後オフィスの利用が増える可能性が高いエリアです。
閑静な住宅街を擁するこの桜丘では、落ち着いた雰囲気の中業務を行える、オフィス近くで住まいを探しやすいなどの利点もあります。
今後 渋谷エリアはどうなる?
渋谷区では、2000年以降に大規模な再開発がスタートし、複数のビルの建設が進められてきました。
2012年に竣工した「渋谷ヒカリエ」や、2019年に東棟が開業した「渋谷スクランブルスクエア」も再開発によって生まれたビルです。
再開発は2027年度に完了する見込みとなっており、駅周辺はバリアフリー化や災害対策によってさらに安全性に配慮された駅へと変化します。再開発完了までに、今後も続々とビルが竣工する予定です。
再開発によって、多くの人を呼び込んでいる渋谷。今後もより多くの企業が渋谷のオフィスを選び、さらに賑わいのある街へと発展していきそうです。
おすすめの渋谷エリア物件の紹介
ここで、サンフロンティア不動産が取り扱う、スタートアップにおすすめのオフィスをいくつか紹介します。参考になさってください。
まとめ|スタートアップのオフィス移転なら、是非サンフロンティア不動産にご相談ください
再開発が進み新たなビルが立ち並ぶ渋谷駅周辺。利便性も向上しているこのエリアは、大手企業や外資系企業、スタートアップにも大変人気の高いエリアです。渋谷区に本拠地を置くことはIT系企業にとっては一種のステータスでもあります。企業ブランディングの一環として、渋谷のオフィスを選択したい企業も多いでしょう。このようにニーズが高いことから、賃料も高めの傾向です。
予算と自社の規模にあった、理想の渋谷のオフィスを探したい企業さまは、是非サンフロンティア不動産にご相談ください。今どきの内装を兼ね備えたセットアップオフィスも多数取り揃えております。
オフィス移転に関するお困りごとや不安点、不明点に関するご相談も歓迎いたします。まずはお気軽にお問い合わせください。
参考サイト:オフィスマーケット|三鬼商事株式会社
記事監修者
菅野 勇人
宅地建物取引士
セットアップオフィスから一般的なオフィスまで、多種多様なオフィスビルの魅力や特徴を熟知したオフィス物件マニア。
スタートアップ企業の移転支援経験が多く、そこで得た知見を活かし、お客様の理想のオフィス探しを全力でサポートいたします。