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ベンチャー・スタートアップ向け
2025.01.08

スタートアップにとってオフィスの立地選びは成功の鍵!理想の場所や条件とは

スタートアップにとってオフィスの立地選びは成功の鍵!理想の場所や条件とは

これから急成長を目指すスタートアップにとって、オフィス選びに立地は重要な意味を持ちます。情報が集まりやすい、VCや先輩起業家の拠点と近い、取引先がアクセスしやすい、などのメリットをいかに享受するかでスケールの速さは全く変わってくるでしょう。本記事では、スタートアップにとって理想の場所や条件を解説します。おすすめエリアとその理由も解説していますので、担当者の方は参考になさってください。

スタートアップ企業に理想な場所や条件とは

スタートアップのオフィスにおける立地は、その後の事業にも大きく影響する要素です。限られたリソースの中、効率的かつ確実に事業を進めるためにも、次の点を意識して立地を選ぶとよいでしょう。

人や情報が集まりやすい場所

スタートアップにとって、人とのつながりやさまざまな情報は事業を進めるうえで重要な資産とも呼べるものです。顧客や取引先との会合を行いやすいよう、交通アクセスがよい地域を選ぶとよいでしょう。

特に都心部のオフィス街近くなどでは、さまざまな情報を得られる可能性があります。インターネットで多くの情報を得られるようになった現代においても、人から直接得られる深い情報は貴重なものです。

コストを勘案しながらも、都心部のオフィス街にあるオフィスを探してみましょう。

スタートアップ・ベンチャーが多くいる場所

スタートアップやベンチャーが多くいる場所にオフィスを構えることで、業種にかかわりなく多くのスタートアップ・ベンチャーと交流する機会が増えます。

新たなアイデアやイノベーションを生むためには、多様な価値観や意見が必要です。スタートアップやベンチャーが多い場所では、定期的な交流会が開かれているケースも見られます。

交流会に積極的に参加しつながりを増やせば、自社だけでは取り組めない事業やつながりが生まれるかもしれません。

先輩起業家・VCの拠点が近いこと

先輩起業家やVC(ベンチャーキャピタル)が多くいる場所もチェックしておきましょう。先輩起業家からは、経営に関するアドバイスやサポートを受けられる可能性があります。

スタートアップやベンチャーに投資を行うVCが多い場所では、つながりから出資や経営支援が受けられる可能性があります。

事業を進めるためには、当然知見だけでなく資金も必要です。資金調達を円滑に進めたい企業は、VCの多いエリアも探してみましょう。

渋谷エリア

渋谷エリアは、IT系スタートアップが集まるエリアです。スタートアップへの支援も充実しているだけでなく、スタートアップ同士の交流も盛んです。渋谷は2024年7月に全面開業した「Shibuya Sakura Stage」を始め、再開発によって新たなビルが次々と建設されており、事業上重要となるつながりが生まれやすいエリアといえます。

五反田エリア

五反田もスタートアップが多いエリアの一つです。近年では「五反田バレー」と呼ばれるほどIT分野のスタートアップ起業が集積しており、IT系スタートアップやIT系スタートアップとつながりたい企業が注目しておくべきエリアともいえます。

渋谷と比較して賃料が低い傾向にあるため、限られた資金で大きく事業を発展させたいスタートアップにも向いているエリアです。

東京駅・周辺エリア

東京駅周辺には、日本を代表するオフィス街が多くあります。日本橋や丸の内、八重洲などを要する東京駅周辺には、名の知れた大企業が密集しています。

大手企業は顧客になる可能性があるだけでなく、関係性を深めることで業務提携なども期待できます。近年ではベンチャーやベンチャーキャピタルの誘致も盛んに行われていることから、各種支援で迅速な事業規模拡大を望めるかもしれません。

浜松町エリア

浜松町には、駅周辺から竹芝ふ頭にかけて多くのオフィスビルがあります。ランドマークともいえる世界貿易センタービルは2027年に最新鋭の多機能ビルに生まれ変わる予定で、野村不動産が進める「BLUE FRONT SHIBAURA(芝浦プロジェクト)」など、今後の賑わいも期待されているエリアです。

古くからビジネス街として人気のエリアでもあるため、ビジネスパーソン向けの施設や従業員がランチで使える飲食店も多くあるほか、古くからある企業との関係性の構築も期待できるエリアです。賃料も渋谷や丸の内などと比べ割安でもあるので、コスト面でもコスパが良い街だといえます。

虎ノ門エリア

霞が関や六本木に隣接する虎ノ門は、オフィスやホテルが林立するオフィス街です。スタートアップ支援団体である「CIC」の拠点もオープンしました。ほかにもVC拠点が多い一方、IT企業や広告会社、コンサルタントなど幅広い業種の企業が多くオフィスを構えており、スタートアップ向けのエリアといえるでしょう。

霞が関が近いこともあり、国の施策に関連・連携する事業を手がけたい企業にも向いているエリアといえます。

日本橋エリア

東京駅に近い日本橋エリアには、多くの大手企業がオフィスを構えています。また、再開発とあわせてベンチャー企業や外資系企業の誘致を進めてきたことから、多くのベンチャーが拠点としているエリアでもあります。

日本橋本町は「くすりの街」と呼ばれ、大手製薬企業の本社や外資系の製薬企業なども数多くあります。そのため、ライフサイエンス分野で事業展開を考えている、もしくはライフサイエンス分野で活躍する企業との共創を考えているスタートアップにもおすすめのエリアといえるでしょう。

人形町エリア

近年、スタートアップに注目されているエリアの一つに人形町エリアがあります。ITスタートアップが多く集積する渋谷エリアよりも賃料が低い傾向にあることに加え、これは日本橋エリアでもいえるのですが、内装付きで入居にかかる手間が少ないセットアップオフィスが増えている点も注目です。

人形町周辺は古くから金融関連の企業が多くあるため、フィンテック分野での事業展開を考えているスタートアップはチェックしておきたいエリアといえるでしょう。

スタートアップ企業のためのオフィス移転ポイント

オフィスを考える際には、立地だけでなく次のようなポイントについても着目し、移転先を検討しましょう。

従業員の働きやすい環境を作れるか

スタートアップ企業のためのオフィス移転ポイント

オフィスを選ぶ際には、従業員に快適な労働環境を提供できるかという視点も重要です。現在の従業員数からみて狭いオフィスでは、圧迫感を抱いたり、作業のしづらさを感じたりしてしまう可能性があります。一方で、広すぎるオフィスでは動線が長くなり、作業効率が低下してしまいます。

休憩室やミーティングスペースの快適性にも着目しましょう。従業員同士のコミュニケーションが円滑になるオフィスは、業務にも好影響を与えてくれるはずです。

自社ブランドが表現できているか

スタートアップ企業では、自社のコンセプトやイメージを体現できるオフィスを構えることも意識しましょう。コーポレートカラーやロゴ、内装デザインなどで企業ブランドを表現することで、社外から訪れる人にブランドを強く印象付けられます。

スタートアップ支援施設が近くにあるか

スタートアップ企業や大手企業が集中するエリアには、スタートアップの成長を支援する施設が多くあります。例えば、渋谷や日本橋、新橋、丸の内などには複数のスタートアップ支援施設があるため、効率的に事業拡大を目指したいスタートアップは、支援施設の有無も確認するとよいでしょう。

スタートアップ支援施設では、さまざまなイベントや交流会で大手企業とスタートアップの交流を促進しています。そのほかにも、メンターや専門家の支援を受けながらビジネスモデルの構築や市場拡大を目指せるアクセラレーションプログラム、スタートアップ企業と投資家、大手企業のマッチングを促進するなどの方法で支援している施設もあります。

支援施設の近くにオフィスを構えることで、こうした支援施設を利用できるメリットがあります。

理想の立地の坪単価が高すぎる!そんなスタートアップには「セットアップオフィス」がおすすめ

すでに多くのスタートアップが集積する人気エリアでは、坪単価が高い傾向にあります。

成長を見込めるエリアにオフィスを持ちたい願望はあるものの、一般的な賃貸オフィスではコストがオーバーしてしまう場合、セットアップオフィスの利用を検討してみましょう。

セットアップオフィスとは、内装が完成され、オフィス家具も揃えられた賃貸オフィスのことで、入居してすぐに業務をスタートできる特徴があります。セットアップオフィスは近代的で洗練されたデザインであることが多く、快適な労働環境の提供やブランドイメージの定着にも役立つでしょう。

また、一般的な賃貸オフィスでは内装工事費用を負担しなければなりません。セットアップオフィスなら内装工事が削減でき、退去時の原状回復工事も軽減できたりと、入退去時の費用を抑えられるメリットがあります。

コストを抑えながら気になるエリアにオフィスを移転したい場合には、セットアップオフィスを選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。

おすすめサイト:スタートアップの成長に寄り添うオフィス探しなら|Officci

まとめ|スタートアップのオフィス移転なら、サンフロンティア不動産にご相談ください

オフィス移転には多くの手間と時間がかかります。加えて、一度移転してしまうと簡単に次の物件に移転することはできないでしょう。

自社の事業や業務内容、実現したい労働環境にマッチする物件を探そうと考えても、限られたリソースで事業拡大に邁進するスタートアップ企業には難しいことがあります。

オフィス移転を考えているスタートアップがもしいましたら、サンフロンティア不動産までお気軽にご相談ください。オフィスの物件探しから、移転手続きに関するお悩みにお応えいたします。

菅野 勇人

記事監修者

菅野 勇人

宅地建物取引士

セットアップオフィスから一般的なオフィスまで、多種多様なオフィスビルの魅力や特徴を熟知したオフィス物件マニア。

スタートアップ企業の移転支援経験が多く、そこで得た知見を活かし、お客様の理想のオフィス探しを全力でサポートいたします。

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